縮毛矯正と髪質改善って何が違うの?」と疑問に思っている方は多いと思います。どちらもクセ毛を扱いやすくするという点では共通していますが、目的や仕上がり、持続期間などに違いがあります。

今回は、それぞれの施術の違いについて分かりやすく解説していきます。

1. 3つの施術をざっくり比較

メニュー縮毛矯正髪質改善縮毛矯正髪質改善トリートメント
目的強いくせ毛をしっかり伸ばして真っ直ぐにするくせを自然に伸ばして、髪を扱いやすくする髪を補修してツヤ・まとまりを良くする
仕上がりピンとしたストレートヘア柔らかく自然なストレートヘアうるおいのあるツヤ髪(クセは伸びない)
ダメージ強め(薬剤+アイロンの熱)軽め(優しい薬剤使用)ほぼなし(補修メイン)
持続期間半永久(かけた部分は取れない)約3〜6ヶ月約1〜2ヶ月
おすすめクセをしっかり伸ばしたい人自然な仕上がりを求める人髪のダメージが気になる人


ただし「髪質改善」と名前がついていても、メニュー内容はお店によって異なることがあります。「縮毛矯正レベルでクセが伸びる髪質改善」もあれば、「トリートメント寄りの髪質改善」もあります。迷ったときはスタッフに相談してみてください。

2. 縮毛矯正と髪質改善トリートメントの大きな違い

一番の違いは「くせ毛を真っ直ぐに伸ばすかどうか」です。

縮毛矯正は、くせ毛をしっかり真っ直ぐにする施術。かけた部分は半永久的にストレートのままで、持続性は抜群です。ただし、根元が伸びてくるとくせが気になるので、3ヶ月前後を目安にリタッチする人が多いです。

一方、髪質改善トリートメントは、くせ毛を落ち着かせるもの。あくまで“トリートメント”なので、乾かすだけでクセが伸びるわけではありません。くせが弱い人や、髪が柔らかい人なら多少真っ直ぐになることもありますが、持続性は1〜2ヶ月とやや短めです。

3. 髪質改善にも2種類ある

「髪質改善」と言っても実は大きく2種類に分かれます。

髪質改善トリートメント

髪質改善縮毛矯正

お店によって、両方扱っているところもあれば、どちらか一方だけの場合もあります。また、呼び名もお店によって違うことがあります。

たとえば当店では、「髪質改善」を「美髪改善」という名前でご提供していますが、内容は髪質改善縮毛矯正であり、トリートメントタイプの髪質改善は取り扱っていません。

お客様の髪の状態や理想の仕上がりに合わせて、薬剤を調整することでトリートメント寄りの仕上がりにも対応できます。

4. 髪質改善縮毛矯正とは?

髪質改善縮毛矯正は、縮毛矯正と髪質改善トリートメントの“いいとこ取り”のような施術です。

クセ毛はしっかり伸ばしつつ、自然な柔らかい仕上がりになり、髪の手触りやツヤ感も向上します。ピンと真っ直ぐになりすぎず、自然なストレートにしたい人におすすめです。

また、根元が伸びてきたときも、縮毛矯正のような境目が目立ちにくく、仕上がりがナチュラルに保てるというメリットもあります。

ただし、通常の縮毛矯正と比べるとストレート感はやや控えめなので、クセが強い方は物足りなさを感じるかもしれません。

まとめ

「縮毛矯正」「髪質改善トリートメント」「髪質改善縮毛矯正」は、それぞれ特徴や目的が異なります。

どんな仕上がりを求めるか、クセの強さ、ダメージの状態などによって、最適な施術は変わります。迷ったときは、カウンセリング時にしっかり相談するのがベストです!

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