【もったいない?】実はコスパが良い!ショートの縮毛矯正!
『ショートの縮毛矯正をもったいない』
そう考えている人は意外と多い気がします。
確かに髪が長い方が縮毛矯正のかかる場所が多いので効果が長く感じ髪が短いとかかる場所が少ないので効果が短く感じられると考えるのが普通です。
美容室に行ってもあまりオススメしないと言われた経験がある人もいるでしょう。
しかし、実際のショートの縮毛矯正矯正はロングとほとんど変わらないくらいコスパも良くオススメです。
今回はショートの縮毛矯正はもったいないと考えている人がどうしたら縮毛矯正のコスパをよくできるのか書いていきます。
1.コスパ良くするには
縮毛矯正とカットを交互にしてあげる事で縮毛矯正をする回数を減らす事が出来ます。
ショートの場合2ヶ月くらいで根元のクセも気になってくるのですが、同時に髪が伸びてきてカットしたくなります。
どちらかと言えば、クセ毛よりカットがしたくなる人が多いイメージです。
この時に『クセが出てきたからまとまらないんだ』と考えてしまうと2ヶ月で縮毛矯正をすることになるのでコスパが悪くなってしまいます。
確かに縮毛矯正をここでかければ、確実に髪はまとまる様になるのですが、ショートの場合はクセ毛を上手に利用する事ができるのでこの2ヶ月経ったところではカットだけにして様子を見るのが良いでしょう。
縮毛矯正をしなくてもカットをする事でまとまる様になる人は多いです。
その時の季節やクセ毛の強さにもよりますが、しばらくカットで乗り切れる人もいます。縮毛矯正はカットしてもまとまらなくなった時にすれば良いのでそう考えると、ショートでも4ヶ月くらいは縮毛矯正しなくても大丈夫になります。
ロングの人でも3〜4ヶ月で縮毛矯正する人が多いのでショートで縮毛矯正してもあまり変わらない事になります。
縮毛矯正だけに頼って髪のまとまりを考えていると、かかっているところが少ないので必然的に縮毛矯正の効果は短くなります。
しかし、カットと縮毛矯正を組み合わせて上手にクセ毛を利用すればショートの縮毛矯正の効果は格段に良くなります。
ロングなどの長いスタイルだと縮毛矯正をした後に伸びてきたクセ毛を利用するのは少し難しいですが、ショートやボブの様な短いスタイルならばある程度カットで調整ができます。
ショートのコスパを良くするためにはカットが大切になります。
さらに縮毛矯正のコスパを良くする為にはカットの見直しが必要になります。
2.カットの見直し
縮毛矯正をしているとどんなカットをしてもまとまる様になります。広がったりしません。
それは縮毛矯正の効果で広がりを抑える効果があるからです。
しかし、縮毛矯正の効果が少し弱くなってきた時のカットは少し違います。まとまらなくなってきたクセ毛をカットでまとまる様にしなければいけないので、カットする部分でクセ毛を利用できる様にカットしたり、クセ毛が出ない様にカットしたりします。
3.なぜカットの見直しが必要なのか?
担当する美容師さんの中にもいろいろな人がいます。ショートが得意な人もいればあまり得意でない人。ショートカットは得意だけど縮毛矯正のかかった縮毛矯正が苦手な人と様々です。
先程書いたショートは縮毛矯正のかかったショートなので、これが苦手な美容師さんだとあまり効率良く(先程書いた様に縮毛とカットを交互する)ショートの縮毛矯正をする事が難しいです。
何年も同じ人に担当してもらっている人は問題ないと思いますが、実際は担当した人がショートが苦手だからまとまらないのか、クセ毛が強すぎてこれ以上はカットでまとめる事が出来ないのかの判断は難しいところです。
何回か同じ人にカットしてもらって違う感じがしたら別の担当者の人にみてもらっても良いかもしれません。
担当する人によってカットの方法もアドバイスも変わるのでショートに挑戦して縮毛矯正の効果を長持ちさせたい場合は是非参考にして下さい。
なぜこの様な事を書くのか?というと
実際に自分が美容師になりたての頃はショートスタイルで縮毛矯正をしている人のカットが苦手だったからです。
縮毛矯正をかけてショートにするのはそこまで難しいと感じなかったのですが、先程説明にあった縮毛矯正をしてから2ヶ月後のカットというのが苦手でした。
経験が足りないというのもありますが、髪の質感が途中で変わってしまうショートの縮毛矯正のカットを馴染ませるのがとても大変でした。
ショートが得意なだけではショートの縮毛矯正のカットはできなくて、プラスで縮毛矯正のカットに慣れていないと難しいなぁと今となっては感じています。
きっとこの様な美容師さんはいると思うので、私の経験から書きました。
4.実際にショートで縮毛矯正しているお客様
私が担当したお客様の中でもショートで縮毛矯正をしている人がいるのでその方の場合を例にショートの縮毛矯正はどんな感じにしているのかをご紹介したいと思います。
スタイルは耳がでるくらいのショートスタイルです。女性のショートスタイルの中ではかなり短い方に入ります。
クセ毛ではありますが、定期的なカットをすればまとまる様になるのですが、どこまでクセ毛を気にするかは個人差があるので何とも言えないところです。
この方はやはりクセ毛月気になってしまうそうです。加えてボリュームもきになってしまうので縮毛矯正はやりたいとので事でした。
毛量も多いので髪のボリュームが一番気になるという事で縮毛矯正をしている方です。
最初の頃は縮毛矯正しないとやはり不安だという事で2ヶ月くらいで縮毛矯正をしていましたが、途中からカットするだけで十分髪がまとまる様になったので、それからは2ヶ月でカット、その後また2ヶ月後に縮毛矯正をする様になりました。
時期にもよりますが、冬の様に湿気が少ないときは2回くらい縮毛矯正の間にカットを挟んだりしています。
2回カットを縮毛矯正のあいたに挟むことができると、約半年くらいは縮毛矯正をしなくても良くなります。
カット定期的にカットをしないとまとまらないという面倒なところもありますが、縮毛矯正の頻度だけで言えば、ロングの人と変わらないくらい長持ちです。
5.まとめ
ここまでまとめてみたいと思います。
・ショートの縮毛矯正はそんなにコスパ悪くない
・カットと縮毛矯正を交互にする
・縮毛矯正のコスパ良くするにはカットが重要
・縮毛矯正のカットは少し経験が必要
あまり良いイメージのないショートの縮毛矯正ですがカットと上手く組み合わせることでロングよりも縮毛矯正を長持ちさせることができます。
最近では女性のショートスタイルの人は多くなってきているので、クセ毛で今までショートを諦めていた人もコスパが悪いからと敬遠していた人もこれを読んで頂いてショートに挑戦して頂きたいです。
以上です。

ペタッとしない!ショートの縮毛矯正!丸みを作る方法
ショートスタイルで縮毛矯正をしてあまり良い経験をしなかった人は割と多いのではないでしょうか
ボリュームが出なくなってしまった、乾かしただけではまとまらないなどいろいろあります。
今回はそんなショートの人が縮毛矯正をした時にどうやったら自然な丸みが出せるのかを書いていこうとおもいます。
少しづつ暑くなってきているのでこれからは湿気が気になる季節になります。そんな時にいつもヘアスタイルがまとまらず、いろいろと試行錯誤したり、この季節だけだから仕方ないと諦めている人も縮毛矯正を一度考えてみるのも良いかもしれません。
ショートの人なら、髪がまとまらなくなる早い時期に縮毛矯正をすると、暑い時期が終わる10月ごろには縮毛矯正の効果がなくなるのでこの時期にヘアスタイルに毎年悩んでいる人は縮毛矯正するのがオススメです。
1.丸みの作り方
縮毛矯正をかけた時にショートに丸みを出すにはいくつか方法があります。大きく分けると二つに分けられるます。縮毛矯正をかける時に薬剤をかえたりして丸みを出しやすくするか、お家でスタイリングをする時に丸みを出しやすくするかです。
さらに細かく分けていくと縮毛矯正をかける時で二つに分けられるので全部で三つに分ける事が出来ます。
・薬剤を変えて縮毛矯正をする
・縮毛矯正のかける場所を変える
・スタイリングで丸みを出す
この3つに分けられます。
まずは縮毛矯正をかける時に丸みが出る様にするにはどうしたら良いのか書いていきます。
2.薬剤を変える
普通に縮毛矯正をしてしまうとボリュームがだいぶ落ちてしまうのでなるべく自然な仕上がりになる薬剤を使って縮毛矯正すると柔らかさを出して縮毛矯正することができます。
最近ではどこのお店でも自然な縮毛矯正が主流になっているのであまり心配はないかと思いますが、クセが強い人などは美容室にいくとどうしてもしっかりクセ毛を伸ばしたいのだという前提で縮毛矯正をする事が多いので、カウンセリングの時になるべく自然にしたいということを伝えてもらうといいです。
2-1.メリット
一番のメリットは自然な丸みが出せる事です。
しっかりかけた縮毛矯正だと丸みはほぼ失われてしまいます。丸みを出そうと思ってレイヤーを入れてもあまり効果を発揮しません。
この時のレイヤーの効果といえば、軽くなる事くらいでしょう。
もう一つのメリットは乾かすだけである程度まとまるところです。
縮毛矯正というと真っ直ぐになり過ぎてしまうイメージがあると思います。そこが縮毛矯正のいいとこでもあり、良くないとこでもあります。
自然な縮毛矯正は真っ直ぐになり過ぎてない、少しうねりが残るくらいのストレートに仕上がるので、乾かすだけで柔らかい丸みを出す事ができます。
普通の縮毛矯正よりもダメージ何少なくかけられるのも自然にかける縮毛矯正のメリットです。
薬剤を使うので必ずダメージはあるのですが、普通の縮毛矯正よりも手触りも柔らかく指通りもしなやかです。
2-2.デメリット
今回この記事を読んでいる人の多くはあまりクセ毛が強くない人が多いと思うので、その人達にとってはデメリットらしいところはあまりないでしょう。ダメージも少ないですし、丸みも出せます。
一ついえば、一人一人どう感じるかは違いがあります。自然な縮毛矯正も『普通の縮毛矯正とあまり変わらない』と感じる人もいるはずなのて、そう感じた人にはデメリットです。
自然な縮毛矯正でもかかり過ぎると感じた人は縮毛矯正ではなくてストレートパーマがオススメです。
3.縮毛矯正する場所を変える
全体に縮毛矯正をするとボリュームが落ちてしまいます。
自然な縮毛矯正でも丸みは出せて自然な質感にはなりますが、縮毛矯正をしていない時よりはボリュームが落ちるのは確かです。
そこで、縮毛矯正をかける場所を少し少なくする、もしくは縮毛矯正をかけないところを作る事でボリュームが落ちるのを最小限にして髪がまとまる様にします。
具体的にはどの様にして縮毛矯正するのか書いてみたいと思います。
3-1.縮毛矯正をかける場所を少なくする
普通に縮毛矯正をする時は根元を1センチ空けて薬剤を塗布します。これはどんな縮毛矯正の薬剤でも同じで縮毛矯正をするときの決まりです。
この様に薬剤を塗布するとボリューム何落ちてしまうので普通は1センチ空けるところを2センチから3センチ空けて薬剤を塗布する事でボリュームダウンするのを最小限にして縮毛矯正できます。
根元が多く開くので丁度縮毛矯正をして1〜2ヶ月経ったくらいのボリュームになります。
かけた時から1〜2ヶ月後のボリュームが出ているのでとても自然です。
ボリュームが出せて自然な仕上がりにできるのは大きなメリットですが、デメリットもあります。
お分かりの通り縮毛矯正をしている場合が少ないので縮毛矯正の効果は普通にかけた時よりも短くなります。
根元を2〜3センチ空けたとすると、普通に縮毛矯正した時よりも1ヶ月くらい早く髪のまとまりが悪くなってくる可能性があります。
これも感じ方に個人差があるので、気にならない人はそのまま髪がまとまらない時期を乗り越えられます。
3-2.縮毛矯正をかけないところを作る
ボリュームを落とさない様にする事を考えるとつむじの周りだけ縮毛矯正をかけない又は場所を少なくするという方法もあります。
これは男性を縮毛矯正する時に良く頼まれるやり方で、『トップに自然なボリュームは出したいけどクセ毛は強いのでしっかりかけたい』
というお悩みに応えてやっている方法です。
このやり方は女性のボリュームを落としたくないショートの人にも応用できます。
縮毛矯正をかけないのでそこはボリュームダウンしないですし、自然な質感も維持できます。
ただ縮毛矯正をかけない場所を作ったときは縮毛矯正のかかったところとかけていないとこで髪質が変わっています。
この境目を上手に馴染む様にしないと少し不自然に見えます。
4.スタイリングで丸みを出す
スタイリングで丸みを出すのは縮毛矯正をしていなくてもやっている人は多いはずです。
ただこの湿気の多い夏の時期はアイロンで丸みをつけても湿気の影響で直ぐにまとまらなくなってしまうので、自然な仕上がりの縮毛矯正をした後にスタイリングで丸みをつけるとスタイルの崩れがなくストレスなく一日を過ごす事ができます。
4-1.手軽なスタイリング
一番手軽なのはストレートアイロンを使って丸みをつける事です。
アイロンを使えばスタイリングも早く終わらせる事ができ、忙しい朝の時短にもなります。
「アイロンを使うとダメージがきになる』
というお話も聞きますが、しばらくはショートで伸ばす予定のない人はそこまでアイロンのダメージを考える必要はないでしょう。
理由はショートの人は髪がひどいダメージになる前にカットしてしまうからです。
縮毛矯正もしているので軽くアイロンを通りだけでまとまる様になってるのでアイロンを使う時間もとても短く済みます。
4-2.より自然なスタイリング
少し手間はかかりますが、ドライヤーでブローするとアイロンで仕上げたよりも自然なストレートに仕上げられます。
縮毛矯正もしているので、ブログも簡単にブラシを通すだけでまとめられます。
ただこの自然な質感は周りの人から見るとほとんどアイロンをした時と変わらなく見えるので、気づいてくれるひとは少ないかもしれません。
5.まとめ
ここまでをまとめてみたいと思います。
・ショートの縮毛矯正で丸みを出すのは3つある
・薬剤を自然な仕上がりものにする
・縮毛矯正する場所を少なくする
・縮毛矯正をしないところを作る
・スタイリングで丸みを出す
縮毛矯正をする人にもいろいろな人がいるのでショートで丸みのないスタイル月好きな人もいますし、その逆で丸み何ないと落ち着かないという人もいます。
一人一人感じ方や個性があるのでどちらがいいとは言い難いです。
どちらにするとしても一番いいのは自分のきにいったスタイルや扱い易いスタイルだと思うので、どうしたらいいのか迷ったときにはスタッフまでご相談頂ければと思います。
以上です。

【髪がまとまらない人にオススメ!】縮毛矯正をしてショートのクセ毛もお悩み解決!
『いつもボリュームが出てしまうのが気になる』
『毛量が多いのでたくさんスイているけど、まとまらない』
ショートスタイルが好きでずっと短くしている人でもこの様な悩みを抱えているひとは多いと思います。
人によって悩みは色々ありますが、ボリュームが出てしまう、髪が広がるのは毛量や髪質の影響だけではないかもしれません。
ここでは広がる髪を抑える方法、まとまらない髪をカットする時に知っておくと良い事などについて書いていきます。
1.髪が広がる原因
髪が広がる原因は大きく分けて2つあります。
- 髪質や毛量などの内部からの原因で広がる
- カットやパーマ、髪のダメージなど外部からの原因で広がる
この二つです。
多くの人が1.の原因で髪が広がると考えている人が多い様に感じますが、いろいろな人の髪を見ていると2.が原因で髪が広がっている人も多く見受けます。
1.が原因で髪が広がっている人は原因がわかりやすいのでご自身でもクセ毛を認識していますし、周りにいる人、友達や両親などに言われたりしているので自分の髪が広がっている認識がない人は少ないです。
この様な原因の人は改善するのは比較的簡単です。
改善方法は縮毛矯正をして髪を真っ直ぐにしたり、髪質を変えて広がらないない様にする事です。
縮毛矯正はストレートアイロンが入る長さが有ればかける事ができるので、女性のショートスタイルなども問題なくかける事ができます。
最近ではなるべく自然にかける縮毛矯正が多いので、あまり真っ直ぐになり過ぎないで自然なストレートにする事ができます。
ボリュームが落ち過ぎてしまうのが心配な場合はボリュームが落ちない様にかける事もできます。
2.の外部からの原因で髪が広がる場合はなかなか見分けるのが大変で原因がわかって伝えても理解してもらえない事が多いです。
パーマやカラーなどは実際に何回もパーマをしている認識があるので比較的理解してもらえますが、一番理解してもらえないのがカットが原因で髪が広がったり、ダメージになっているというのを理解してもらうのが難しいです。
カットは髪を切っているという認識はあるのですがボリュームだけ落とした時は見た目は何も変わらないので
『そんなの関係ないのでは?』
と考える人が多いです。
一度傷んでしまった髪は治らないので新しく生えてくるのを待つ以外に良くなる事はありません。
ダメージレベルにもよりますが、パーマやカラーのダメージはトリートメントを継続してやっている間はある程度改善できますが、カットが原因のダメージやパサつきは治す事が出来ないのが難しいところです。
2.カットのダメージとは?
カットがダメージにつながるというのはあまりイメージがつかないと思います。
カットしたらダメージになるというものではなくて、簡単にいってしまうとどうやってカットするかで、髪が痛んだ様な質感になります。
一番多いのは髪をスきすぎてしまっているために髪がパサついて広がってしまったり、毛先が縮れた様になり、手触りも悪くなってしまう場合です。
髪をスクのにはある程度限度があって髪が長くなればなるほど髪は重たくなってきて、毛量もあまり多く減らす事ができなくなります。
カットの毛量調節で意外と知らない人が多いのは一度毛量を減らしてしまうと増やす事はできないということです。
毛先が軽くなり過ぎてパサついてしまったら何ヶ月かしたら元に戻るという事はありません。毛量調節も立派な『カット』なので元に戻せないからです。
すいたところを重くする為には『長さを切る』以外ありません。
これは多毛だったり、軽いスタイルが好きな人がなりやすい状態です。
・ボリュームが出る=髪を軽くする
・毛量が多い=広がる=髪を軽くする
この様な感じでいつもカットをしている人は注意が必要です。
なぜなら、この様にカットをしていると髪はまとまらずにどんどん広がっていくからです。毛量を減らしても全く軽くならなかったり、カットを定期的にしているのに毛先がどんどんパサパサしてくる人はこの様なカットになっている事が多いです。
本来毛量を減らしたかったり、広がる髪をなんとかしたいと考えているのに、この様なカットを頼んでしまっているとしたら本末転倒です。
これは『どの様にカットするか』なので担当する人にもよりますが、ある程度経験のある人ならこれ以上は危険だというところは知っているので、ダメージになってしまう前に止められると思います。
髪をスいたりするときは『そんな事もあるんだなぁ』くらいに思って気に留めて置いていただければ大丈夫です。
詳しくは担当者の人と相談して決めるのが良いと思います。
3.カットのダメージはどうしたら良くなるのか?
カットによるダメージの場合はパサついたりまとまらないところをカットしてしまうか、縮毛矯正をして髪質を変えるという方法があります。
カットすると必ず短くなるので、一番オススメなのは縮毛矯正をして髪質を変えて少しづつカットしながらダメージになったところがなくなるのを待つのが良いと思います。
縮毛矯正をするのでダメージは今より進んでしまいますが、髪質が変わって広がらなくなるのでスタイリングのストレスや手触りの悪さなどは改善します。
4.ショートのボリュームを落とさない方法
ボリュームをなるべく落とさないで縮毛矯正をする方法は簡単に分けると二つあります。
- 根元をいつもより多く空けて縮毛矯正する
- トップの髪だけ根元を多く空けて縮毛矯正する
この二つです。
縮毛矯正は基本的に最初につける薬剤は根元から1㎝空けて塗布します。
カラーをする時の様に根元から薬剤をつけないのは根元に薬剤をつけてしまうと髪が折れてしまう危険性があるからです。
どんなにしっかり縮毛矯正をしても根元1センチはかける事ができないのです。
最近はいろいろな薬剤があって根元につけても大丈夫な薬剤もあると聞いていますが、基本的には今も根元は空けて薬剤を塗布するのが大半です。
根元は本当にかからないのかといえば、実際はそんな事もなくて、見た感じでは根元もしっかり縮毛矯正はかかっています。
この根元を2〜3センチくらい空けて縮毛矯正をするとなるべくボリュームを落とさず縮毛矯正する事ができます。
普通に縮毛矯正をした時から1〜2ヶ月後の状態で縮毛矯正をかけることになるのでとても自然なボリュームが出てなおかつクセ毛や髪の広がりもある程度抑える事ができます。
自然にかけられる反面このやり方にはデメリットもあって縮毛矯正の効果がいつもより短くなります。
根元を多く空けると言う事はそこは縮毛矯正がかかっていないという事になるので効果は短くなります。
5.トップの髪だけ根元を多く空ける方法
この縮毛矯正の方法は男性の縮毛矯正をするときに使う事が多いです。
女性の人もトップのボリュームはあまり落としたくないというひとにはオススメです。
先程は全体の根元を2〜3センチ空けましたが、このやり方ではつむじ周りの髪だけ根元を2〜3センチ空けて薬剤を塗布して他は普通に縮毛矯正をする方法です。
クセ毛の強い人も気になるところはしっかりと縮毛矯正ができて、ボリュームも落ちないのでオススメの方法です。
6.まとめ
ここまでまとめてみたいと思います。
・髪が広がる原因は二つに分けられる
・髪質などの原因
・カット、カラーなどの原因
・カラーなどのダメージはトリートメントで補助できる
・カットのダメージはリカバリーが難しい
・カットのダメージは縮毛矯正で質感を変える事か短くカットする事
・根元を多く空けるとボリュームを落とさず縮毛矯正できる
・根元を多く空けると縮毛矯正の効果は短くなる
カットが原因で髪がパサついたり痛んだりするのはあまり聞いた事ない人は多いかもしれません。
カットはヘアスタイルで一番大切なところです。
どんなパーマをかけるにしても縮毛矯正をしてストレートにするにしてもヘアスタイルの根幹は『どんなカットになっているのか』でパーマのまとまりやスタイリングのやり易さなども変わってきます。
毛量調節毛量も毛量が減るだけでなく、実はヘアスタイルが変わっていっている、カットしているという事を知って頂ければと思います。
以上です。

縮毛矯正してもショートにできる?かけたその後の対処法はどうしたらいいの?
『縮毛矯正かけられるのはわかったけど、そのあとはどうしたらいい?』
『縮毛矯正した後のメンテナンスは?』
縮毛矯正に慣れていない人でこの様に考える人も多いと思います。
少し暑くなり、雨も多くなってきたので今まで上手にスタイリングできた髪も湿気の影響でまとまらなくなってきていると思います。
ここではショートで縮毛矯正に慣れていない人に向けて、縮毛矯正をかけたあとはどの様にカットや縮毛矯正をして行けば良いのか?
を書いていこうと思います。
ずっとショートにしているけど、今回初めて縮毛矯正した人やどの様にショートのメンテナンスをすれば良いのか迷っている人などはこの記事を読んで是非参考にしてください。
1.次の縮毛矯正はいつかける?
ショートだと縮毛矯正が長持ちしないと聞いたことがある人も多いでしょう。
個人差はありますがショートの縮毛矯正は長持ちです。
ショートのお客様で多いのは2〜3ヶ月くらいで次の縮毛矯正を予約する人が多いです。しかし、2〜3ヶ月したら必ず縮毛矯正しなければいけないわけではないので一つの目安です。
実際はクセ毛が気になってきてどうしてもスタイルがまとまらなくなってきてから次の縮毛矯正を考えるのが良いでしょう。
『気になってから縮毛矯正を考えましょう!』
というのには二つ理由があります。
一つめの理由は、縮毛矯正はどんなに傷まない薬剤を使っても一度やると髪のダメージにはなるので出来るだけ縮毛の回数を減らしたいというのがあります。
クセ毛が気になるのに無理に我慢する必要はないと思いますが、髪のダメージの一番の原因はパーマやカラーなどの薬剤を使う事が原因なので縮毛の回数はなるべく減らしたいです。
二つ目は、ショートにするとしっかり縮毛矯正がかかっているよりは少しクセ毛があった方がスタイルがまとまるからです。
これはボブの人にも同じ様な事が言えます。
なるべく自然な縮毛矯正をしても、縮毛矯正をかけたばかりのころ(1ヶ月くらい)は毛先に少し硬い質感が残る事が多いです。
それが1ヶ月くらいすると根元にクセ毛が出てきて硬い質感をあまり感じなくなるのでスタイリングがやり易くなります。
2.ショートで縮毛矯正しているお客様
わたしが担当した場合ですが、2〜3ヶ月してクセ毛が気になったら縮毛矯正をするのでは無くて一度カットをして様子を見るというのをオススメしています。
2ヶ月以上経つとクセ毛も気になるのですが、ショートの場合は同じくらい髪の長さも気になってきます。
実際にショートにした事がある人はよく分かると思います。横の髪も伸びてきて重たくなってくるし、一番は首回りや襟足が気になってきます。
その伸びた分をカットするだけで、髪がまとまる様になります。ロングの時にはあまり感じなかった事です。
もう一つの理由として、クセがあった方がスタイリングしやすいというのもカットを勧める理由です。
スタイリングしやすい状態になっているのにその状態を崩してしまうのは勿体ないと思うからです。
それなのでカットをして様子を見てからそれでも気になるところがあったら縮毛矯正をする様にしています。
3.どこのクセが出てくるのか?
ショートの人が最初に気になるのは前髪や顔まわりのクセでしょう。
短いところからクセが出てくるので実際にショートでクセが出て来るのは耳周り〜襟足なのですが、自分では見えないのと多少クセが出ても馴染んでしまうのであまり気になりません。
前髪はロングでもクセが強い人は最初に気になるところです。
前髪〜顔まわりは毎日見るところなので一番気になります。
4.部分的に縮毛矯正する
縮毛矯正を全体にする前にもう一つ考えて欲しい事があります。
それが前髪〜顔まわりだけの縮毛矯正です。
名前の通り前髪と顔まわりだけ縮毛矯正するという事です。
『全体はカットでまとまったけど、前髪だけがどうしても気になる』
といった人にオススメです。
前髪〜顔まわりだけクセ毛が強いという人は多いです。
顔まわり以外はほとんどクセがない人もいます。
気になるところだけ縮毛矯正できるので、スタイリングのし易さも変わりませんし、時間も全体的に縮毛矯正するより短くする事ができます。
5.ショートのスタイリング
縮毛矯正をかけたばかりの頃はどうしても毛先が不自然になったりまとまりが悪かったりします。
そんな時にスタイリングでその調整をしてもらうとより自然なスタイルになります。
縮毛矯正をすると毛先がピンっとした質感になりやすのでそこにストレートアイロンを通して少し丸みをつけてもらうと自然な仕上がりになります。
ショートもいろいろなスタイリングができます。
上に書いたようにストレートアイロンを通してなるべく自然なストレートに仕上げる事もできますし、カールアイロンを使って毛先に強いカールをつけるとウェブの画像やインスタで見る様な動きのあるショートに仕上げることができます。
縮毛矯正がかかっているので、広がる心配もないのでオススメのスタイリングですが、これは少しアイロン操作に慣れが必要です。
6.スタイリング剤
縮毛矯正かけたての頃はアイロンだけでもまとまり易いですが、1〜2ヶ月くらいしたらスタイリング剤も一緒に使うとより綺麗にスタイリングできます。
スタイリング剤が嫌いな人は無理にはオススメしませんが、スタイリング剤をつけると髪の質感が変わったり、周りの見る印象も違ってくるので是非挑戦してみて下さい。
どんなスタイリング剤を選べば良いのかわからないという人も多いと思います。
そんな人にはトリートメントオイルをつけるのがオススメです。洗い流さないトリートメントと言われるものです。
種類も多く出ていますし、香りも沢山用意してあるので気に入ったものが見つかると思います。
スタイリング剤ではないので髪に濡れた質感を出すくらいですが、これだけでも周りが見る印象は大分変わります。
7.長さ別!ショートの縮毛矯正
細かいですが、ショートにもいろいろな長さがあります。
最初に書いてあった2〜3ヶ月くらい縮毛矯正が持つショートは横の長さがアゴのあたりまであるショートです。
これは長い方になります。ショートというよりはショートボブに近い長さを例に出しました。
なぜこの長さを例にしたかというと、女性のショートではこのくらいの長さが一番多いからです。
他にもショートにはいろいろあります。耳が半分出る様な長さのショートや女性では少ないですが完全に耳を出すショートもあります。
ここではいろいろなショートの縮毛矯正の頻度について書いていきます。これもクセ毛の強さ気になるか気にならないかの感じ方でで個人差があるので参考にして頂ければと思います。
7-1.横の長さが耳タブ下数センチのショート
最初に書いた長さのショートです。女性のショートスタイルでは一番多い長さです。
この長さだと縮毛矯正は2〜3ヶ月くらいを目安に考えるのが良いでしょう。
縮毛を考える前にカットで調整できないか、または前髪だけの縮毛矯正など部分的に縮毛矯正はできないか、なども考えると3ヶ月以上全体に縮毛矯正をしなくても大丈夫になります。
7-2.横の長さが耳が少し出るくらいのショート
女性のスタイルでは短い方に入ります。
ずっとショートにしている人などはこのくらいの長さの人が多い様に感じます。
この長さだと2ヶ月くらいが縮毛矯正をする目安になります。
2ヶ月くらいで長さも気になるのでカットもするのですが、7-1でご紹介したショートよりも短いのでカットすると縮毛矯正がほとんどなくなってしまいます。
2ヶ月くらいで縮毛矯正するのがオススメです。
7-3.耳がほぼ全部出るくらいの長さのショート
女性でここまで短い人は少ないですが、この長さでも縮毛矯正は出来ます。
どちらかと言うと男性のショートに近くなってくるので縮毛矯正も2ヶ月以内です。
この長さのショートで男性と女性で違うところはどのくらいレイヤー(段差)を入れているのかで縮毛矯正の効果も変わってきます。
男性のショートはレイヤーを入れる事が多いので縮毛矯正の効果も短くなります。
反対に女性のショートはレイヤーが男性と比べると少ないので男性のショートよりも縮毛矯正の持ちが少しだけ長いです。
8.縮毛矯正した後はどれくらいでカット?
縮毛矯正のところでも少し触れましたが、2ヶ月くらいでカットをしてもらうのが良いでしょう。
理由は2ヶ月くらいでショートのヘアスタイルが乱れてくるからです。
ヘアスタイルが乱れるとどうなるのか?
それはスタイリングをしてもあまりまとまらなくなり、頑張ってスタイリングしてもすぐに崩れてしまいます。髪が伸びて重さも出てくるのでなかなか髪が乾かなくなります。
短いスタイル程ヘアスタイルが乱れるのは早いです。
ショートでヘアスタイルをキープするのにはカットが重要になってきます。
担当する美容師の人がショートが得意か?というところもありますが、それ以上にカットの頻度が大切です。
こまめに2ヶ月以内にカットしているとヘアスタイルが乱れないのでヘアスタイルが乱れなくなります。
実際にカットするのは2センチ前後ですが、それだけでもカットすると全く違ったイメージになります。
9.まとめ
ここまでまとめてみたいと思います。
・ショートの縮毛矯正へ2〜3ヶ月くらい
・長めのショートなら2ヶ月でカットをして様子を見る
・部分的な縮毛矯正もオススメ
・カットしてもまとまらなくなったら全体の縮毛矯正を
・長さが短い程縮毛矯正の効果は短い
最近ではショートの人も割と多くなってきましたが、まだまだ敬遠される方が多い様に思います。
あまりショートが好きではないという理由ならば何も問題ないのですが、自分の髪質などはを理由にやりたいけど諦める人も多い様に感じます。
ショートがやりたいのに出来ないというのはとても勿体無いと思います。
多くの人が不安を抱えていてそれが原因でショートにしないのならば少しでも不安が解消出来る様にショートにしてみようと思ってもらえる様にこの文章を書いています。
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。
以上です。
