女性の髪型で多いのは今でもロングだと思いますが、最近ではボブやショートなどの短いスタイルにする人も増えてきたました。

増えてきた理由に有名人やモデルさんなどの芸能人の人の影響も大きいと思います。

その他の理由として、ロングでなくてもいろいろなアレンジができたり短いスタイルでしかできないスタイリングがお家でも簡単に出来る様になったからだと思います。

短いスタイルにする人が増えてもロングから髪を切るのが怖い人や迷っている人もまだまだ多いです。

何よりもロングの人は『せっかくここまで伸ばしたのに切ってしまって良いのかなぁ』

という悩みもあると思います。

自分は男性ですが、昔胸くらいのロングにしよう!と思って髪を伸ばした事があります。

結果的には肩に付くあたりで挫折してしまいばっさり切りましたが、やはり切る時に『頑張って伸ばしたからもう少し頑張ろうかな』と思ったのを覚えています。

そんな不安を抱える人はどんな順番でスタイルチェンジをしていくのか良いかを書いてみたいと思います。

 

1.スタイルチェンジが不安な人のスタイルの順番

 

ロングがら短くして行こうとする時のオススメの順番を書いていきたいと思います。

 

①ロング(今の長さ)

②胸上〜鎖骨くらいのミディアムスタイル

③鎖骨〜肩にかけてのボブスタイル

④肩上〜顎下のボブスタイル

⑤顎の長さのボブ

⑥ショート

 

この様な順番でスタイルを変えるとストレスなく変えていけるのではないかと思います。

少し細か目に分けたので、①から順番に変えなくても①から③に飛んでスタイルを変えても良いと思います。

大まかにこの順番でスタイルを変えのがオススメです。

 

2.なぜこの順番なのか?

 

一番の理由は見慣れていない自分の目を慣れさせる為と、その長さのスタイリングに慣れる為です。

ちょっとずつ変えていくとスタイリングも前のスタイルの時とあまり変わらないので直ぐ慣れる事ができます。

ただ、周りの人があまりスタイルを変えた事に気づいてくれない可能性はありますが

今までにやった事のないスタイルだと自分で頼んだスタイルでも違和感を感じるものです。

ヘアスタイルを変えた後に周りの人の反応があまり良くなかったりしたら、尚更だと思います。

自分が初めてパーマをかけた時を例に出すと、自分も違和感しかありませんでした。

自分で「どうしてもパーマがやりたい!」

と先輩に頼んでかけてもらったパーマなのにです。

その時も上に書いた通り自分が見慣れていないのと初めてのパーマで全くスタイリングができませんでした。

しかし、1週間くらいすると見慣れてきたのとパーマのスタイリングに慣れてきたとで、「パーマは凄く良いなぁ」と感じる様になりました。

 

3.ずっとロングだった人が気をつけるべき事

 

長年ロングの人は髪が生えている根元に『生えグセ』や『しばりグセ』がついてしまっている事が多いです。

これは元からクセ毛の人にできるのではなくて元からほとんどクセがない人もできます。

『生えグセ』『しばりグセ』とはどんなものなのか?

それはロングの時に髪を結んでいたりすると、髪を後ろで結ぶ事が多いと思います。

この時に後ろで結ぶので横の髪は強く後ろに引っ張られて、襟足の髪は上に強く引っ張られます。

それを繰り返していると横の髪の根元に後ろに行くクセが付いてしまいます。

髪を結ぶ時は後ろの真ん中で結ぶ事が多いと思うので横の髪だけではなくて、後ろの髪の内側、特に根元の真ん中辺りに強いクセがつきます。

これが髪を結んでいた事でできてしまった『しばりグセ』です。

これは髪を結んでいた事でできたクセなので結ぶのをやめないともとに戻りません。

 

4.髪の生えグセ

 

『生えグセ』は『縛りグセ』と同じ原理なのですが、髪がロングになると長さの分だけ重たくなってきます。

髪は少しづつ伸びるのであまり重さを感じないですが、長ければ長い程重たいです。

そうすると、重たいので下に引っ張られる力が強くなります。

根元の方は髪の重さで潰れた様なクセが付きます。

これがずっとロングだった人に良くある『生えグセ』です。

ロングにしている時は髪の重さもありますし、長さも長いのでこの様な根元のクセを感じる事はないと思います。

他に例を出すと、分かりやすいのは髪の分け目だと思います。

「前髪を伸ばそう!」

と思ってある程度長さが伸びて、目にかかるくらいの長さになったので前髪を軽く分ける様になったとします。

この時分け目はつけてないですが、まだ長さが短いのですぐに元に戻って目にかかってしまいます。

それでも目にかかるのでしばらく分けていると大体同じ様なところで自然に分かれる様になってきます。

長さもある程度伸びたので分かれやすくなっていますが、毎日同じ様なクセ付けをしていると段々とそこで分かれる様になります。

この前髪の例だと、目にかかるので自然と何回も分けていることになるので髪は分けている方に動き易くなります。

これは前髪に『生えグセ』がついたという事です。

 

5.髪の分け目

 

ずっと同じところで分け目をつけていると、そこからハゲてしまうなんて事を聞いた事はないでしょうか

これはハゲてしまうというよりは生えグセがついた影響の方が大きいのではないかと思います。

何年も同じところで分けているとこの『生えグセ』(前髪の分け目なので『わけグセ』なんて言う場合もあります)がはっきりしてくるのでハゲてしまう様に感じるのだと思います。

年齢的なもので全体の髪の量が減って分け目がはっきりしてしまうという事は実際にあります。

ではどうしたら前髪のわけグセがつかない様にできるのか?

これはさっきの『シバりグセ』の時と同じ原理です。知っている通り同じところで分ける続けなければ良いです。

前髪を作ってしまうのが髪が分けられなくなるのでオススメですが、分け目を変えるのも効果的です。

 

6.『生えグセ』『しばりグセ』があるとどうなるのか?

 

根元に『生えグセ』や『しばりグセ』がある時にロングから一気にショートにすると、カットしたすぐあとはそのクセが残ってしまいます。

クセが残るとお家でセットした時に初めは上手にセット出来ないかもしれません。根元のクセの影響で思っていたショートのスタイルと違ってくる事があります。

元々はなかったクセなので2週間くらいで今までの生え方に戻りますが、『ショートにして失敗した』とか、ネガティブな感情を感じてしまう事があります。

自分がカットした人の中にもロングからばっさりショートにカットした人の中に『生えグセ』が出ている人がいました。

ほとんどの場合はあまり生えグセを気にしている人はいなかったのと、長年ロングにしていてショートにすると『生えグセ』が付くことを知っている人でした。生えグセは次にカットする時(約2ヶ月後くらいの時)には無くなっていました。

この様な事がない様にするにはどうしたら良いでしょうか?

それは一気にショートまで短くカットするのではなくて、まずは

ロング鎖骨あたり肩上のボブ顎下のボブショートボブショート

の様に何回かに分けてスタイルチェンジをするのがオススメです。

根元の『しばりグセ』は髪を結ばない様にすれば元に戻ります。

それなので、髪を結べない長さにするのが一番効果的です。

結べない長さは肩にちょうど触れるくらいがギリギリ結べるかな、くらいの長さなのでそれより短くカットすると髪を結べなくなるので根元のクセは良くなると思います。

オススメは顎下のボブスタイルです。

急にボブにするのも不安があるという人はもう少し長い肩に丁度付くあたりの長めのボブスタイルもオススメです。

ただ、肩上に触れる長さなのでギリギリ結べるのと、このスタイルにした事がある人はお分かりの様に1ヶ月くらいして髪が伸びてくると毛先が肩に当たってはねてしまいます。

もちろん何もしない場合なので、外はねにしたい人やお出かけの時にいつもアイロン等でスタイリングする人は問題ないと思います。

 

7.まとめ

 

ここまでをまとめてみたいと思います。

 

・少しづつ短くすると安心

・スタイルを変えると見慣れるまで時間がかかる

・ずっとロングだった人は根元にクセがついている事がある

・生えグセ、しばりグセは数週間で元に戻る

・髪の分け目も生えグセの一つ

 

ロングからショートにして生えグセを一番気にしているのは実はカットした美容師ほ方だったりします。

それはどんなスタイルでも気に入って貰えないかったり家でスタイリング出来なかった事を考えるとカットを担当した者としてとても申し訳ないからです。

お客様はロングからサッパリしたショートになって軽くなりとても満足して帰られる人がほとんどですが、髪の毛の雑学として今回の記事の様な事を知っていると家でのショートにした時にスタイリングも変わったり困っている人を助けてあげられるのではないかと思います。

以上です。

 

 

 

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