縮毛矯正とストパー!大宮の37.0℃が解説!その違いと特徴は?
前回はストパー(ストレートパーマ)の特徴について書いたので、今回は縮毛矯正の特徴について書いていこうと思います。
1.乾かすだけで真っ直ぐになる縮毛矯正
縮毛矯正は癖毛を真っ直ぐに伸ばすパーマです。
根元の髪は生えてくるので自分の癖毛ですが、一度かけた縮毛矯正のところはパーマがとれたり弱くなったりする事は無く、ずっと真っ直ぐになっています。
なんでこんな事ができるのか?
それは縮毛矯正はストパーと違って『薬剤の力+アイロンの熱の力』を使って髪の癖を伸ばすので髪を真っ直ぐにすることができます。
このアイロンの熱の力が縮毛矯正の凄いとこです。
説明すると複雑になるのですが、熱の力で髪のタンパク質を変化させて真っ直ぐに癖を伸ばします。
髪のタンパク質が変性するので元に戻る(また癖が出てくる)事は無いです。
乾かすだけでどんな時でも真っ直ぐになる。
癖の全く無い直毛の人と同じ髪質になるのが縮毛矯正です。
2.縮毛矯正のメリット
一番のメリットは乾かすだけで真っ直ぐになるところだと思います。
癖毛の人の悩みの
- すぐに広がってしまう
- まとまらない
- 少しでも湿気のある日だと癖が強くなる
などの悩みが一気に解消します。
よくお客さんから
『朝、一番簡単にセットできる様にするにはどうしたらいいですか?』
と聞かれる事があります。
そんな時には縮毛矯正をかけるのが一番簡単にセットできる様になると思います。
3.ボリュームが落ちる
癖毛が真っ直ぐになるのと関連しているのですが、髪が真っ直ぐになるので髪のボリュームも落とす事ができます。
なぜボリュームが落ちるのか?
それは、今まではクセ毛同士が重なってどんどんボリュームが出ていたのが、髪も真っ直ぐなので重なる事無く余分なスペースも取らなくなるのでその分ボリュームを落とす事ができます。
この様な効果でもボリュームは落ちるのですが、縮毛矯正自体がボリュームを落とす効果があるので、もし癖が全く無い直毛の人が縮毛矯正をしてもボリュームダウンさせる事ができます。
癖はないけれど髪が多過ぎて広がる人も縮毛矯正をかける事はボリュームダウンするのでオススメです。
4.寝癖がつきにくい
これは実際に縮毛矯正をしている人のお話なので本当の事だと思います。
寝癖が全く付かないわけではなくて、あまり酷い寝癖にはならないのだそうです。
5.湿気が気にならなくなる
癖毛の人が縮毛矯正を梅雨時期に一番多くかけるのはこの様な理由があるからだと思います。
縮毛矯正は髪質も変えることがかできるので、今まで癖毛で湿気に反応して髪が膨らんだり広がっていたのが全く広がらなくなります。
縮毛矯正をした髪は髪質が直毛の人と同じ様に変わると考えてもらうとわかりやすいと思います。
癖毛の人はこんなにいい事はないと思うのですが、元から直毛の人からするとこのボリュームが出ないのが悩みだったりします。
6.縮毛矯正のデメリット
そんな縮毛矯正でもデメリットはあります。
- ・真っ直ぐになり過ぎる
- ・パーマがかけられない
細かく見ていくと他にもありますが、今回は良く聞くこの二つを書きたいと思います。
7.真っ直ぐになり過ぎてしまう
こちらは昔に比べるとだいぶ改善してきています。
初期の縮毛矯正は前髪にかけてしまうと前髪が浮いてしまうくらいしっかりとストレートになってしまったと聞いた事があります。
いまは流石にしっかりかけて欲しいと言ってもそこまで真っ直ぐになる事はあまりないと思います。
何故ここまで違うのかといえば、やはり薬剤の改良が進んだからです。
いまも初期の頃の薬剤はあると思いますが、取り扱っているところは少ないはずです。
薬剤が進化してもまだ真っ直ぐになり過ぎると感じる人が多いようです。
あとは昔のイメージから縮毛矯正にそんなイメージを持ってしまっている人もいると思います。
8.パーマがかけられない
普通のパーマやエアウェーブはかけられません。
無理矢理かける事も出来ますが、物凄く髪が傷んでしまうのと細かいウェーブになってしまうので緩い感じにかけたりとか、ふんわりと柔らかい感じにしたいといった要望に答える事ができません。
なのでパーマをかけるのはあまりオススメできません。
一つだけでパーマをかける事が出来るとしたらデジタルパーマではないかと思います。
デジタルパーマだったら柔らかい緩いパーマを縮毛矯正のかかった髪にもかける事ができます。
ただご存知の人も多いと思いますが、デジタルパーマも使う薬剤は縮毛矯正と変わりないくらいの強い薬剤なのでやはり髪へのダメージは大きいです。
9.まとめ
縮毛矯正のメリット
・乾かすだけで真っ直ぐになる
・ボリュームを落とせる
・寝癖が付きにくい
・湿気が気にならなくなる
縮毛矯正のデメリット
・真っ直ぐになり過ぎる
・普通のパーマはかけられない
ストパーと比べて縮毛矯正はメリットが多いです。
特にクセ毛の人にはほぼメリットしかない様に思えます。
男性の人だとどんな感じに仕上がるのか不安で、ずっと縮毛矯正をやるのを迷っている人もいらっしゃいます。
これから湿気の多い時期はクセ毛の扱いは大変なので迷っている人は一度挑戦してみるのも良いのではないでしょうか
以上です。
大宮で発見!縮毛矯正とストパーの上手いサロン!二つの違いは何だろう?
『ストパーと縮毛矯正』
癖毛に悩んでいる人ならこのどちらも良く聞く言葉だと思います。
最近ではほとんど同じような意味で使われている事も多いです。
しかし、ストパーと縮毛矯正は大きく違います。
細かいところを書いていくと、どんどん複雑になっていくので今回はなるべく分かり易く、その違いについて書いていこうと思います。
まずこの記事ではストパーの特徴について書こうと思います。
1.ストパー(ストレートパーマ)と縮毛矯正の大きな違い
1-1.ストパーは基本的に癖が伸びない
一番大きな違い。
それはストパーは癖があまり伸びなくて縮毛矯正は癖をしっかり伸ばす事ができるところです。
『癖が伸びる』と言うよりは『癖がいつもより伸び易くなるパーマ』と言った方が分かりやすいかもしれません。
ストパーをかけて普通に乾かすだけだと、ほとんど何も変わらない様に見えると思います。
あまり癖が伸びない理由。
それは薬剤の力だけで髪の癖を伸ばしているからです。
しっかり癖毛を伸ばすのには、薬剤の力だけでは足りなくて熱の力が必要になります。
この力がないとイメージするような乾かすだけで真っ直ぐのストレートにするのは難しいです。
ストパーでは弱い癖の人は伸びますが、癖毛に悩んでいる人はそれなりに癖が強いのでストパーで癖毛は伸びないと説明しています。
2.ストパー(ストレートパーマ)
2–1.ストパーのメリット
癖毛が伸びないのに何故まだストパーがあるのか?
疑問に思うと思うのですが、やはりメリットがあるからです。
ストパーのメリットは必ずセットは必要になりますが、縮毛矯正では出せない自然なストレートに仕上げる事ができるところです。
縮毛矯正も最近は薬剤が改良されてかなり自然なストレートにできる様になりました。
しかし、柔らかいフワッとした質感はストパーの方が出しやすいと思います。
女性の人よりも髪の短い男性にストパーを使う事は今でもあります。
上にも書きましたが、自然な質感というのがワックスを使ったりする事が多い男性には扱いやすくて、あまりボリュームが落ち過ぎないところも良いところだと思います。
3.ストパーのデメリット
3-1.デメリットは癖が弱い人でないと効果がない事
ここで言う癖の弱い人とは
『特に縮毛矯正しなくても気にならないけど、もう少し広がらないといいなぁ』
くらいの癖毛の人です。
それなので本当に癖毛で悩んでいる人はあまり当てはまらないと思います。
癖毛で悩んでいる人がストパーをしても癖毛の感じはほとんど変わりません。
乾かすと
『いつもより癖が伸びてるかもしれない』
くらいの効果なのでメリットは少ないと思います。
多くの癖毛の人に当てはまらないところが、ストパーをやる人が減っている原因でもあると思います。
3-2.必ずセットしないといけない
これも縮毛矯正にはないデメリットです。
セットをして、ハンドブローなどで癖を伸ばすと初めてストパーの効果が実感できるので、ストパーをする時は必ずセットをするのが前提になります。
セットの仕方は個人差があるのですが癖が伸びればどんなやり方でもいいと思います。
『手櫛を通しながら乾かす(ハンドブローの事です)』
でもいいですし、
『クルクルドライヤーで癖を伸ばす』
でもいいと思います。
『何もしないで乾かすだけ』があまり良くないです。
その理由はあまり効果を実感できないからです。
3-3.時間が経つとストパーは弱くなる
ストパーは時間が経つと段々癖が伸びづらくなってきます。
ストパーはウェーブのパーマと同じ様に少しずつ癖が伸びるのが弱くなってきます。
ストパーを繰り返しかけると、同じところに何回もかける事になるのでダメージが大きくなってきます。
ここまで読んでもらうと分かると思うのですが、ストパーはデメリットの方が多いです。
縮毛矯正が開発される前は癖毛の人はストパーをやるしかありませんでした。
それなのでこれだけデメリットが多くてもストパーをやる人は沢山いました。
しかし、縮毛矯正が出てからは癖毛の人はほとんど縮毛矯正をする様になったのでストパーをやる人は少なくなりました。
4.まとめ
ここまでをまとめてみたいと思います。
- ストパーは癖が伸びない。伸びても少し緩くなるくらい
- ストパーは癖毛を伸ばし易くする
- セットすれば縮毛矯正より自然な仕上がりになる
- セットは必ずしないといけない
- 時間が経つとストパーは緩くなってくる(癖が伸びなくなってくる)
ブログに改めて書いてみてメリット、デメリットを比較してみると、
『やっぱりストパーはあまりオススメ出来ないかなぁ』
と思ってしまいます。
しかし、自然な質感や緩く癖毛が残る感じが好きで今もストパーを続けている人もいらっしゃいます。
『メリット、デメリットを比較して何をするか』
これも大切だと思いますが、一番は自分にあったパーマ、自分にとって扱い易く状態にするパーマを選ぶのが一番だと思います。
例えば、髪が傷みやすいパーマなら
『トリートメントも必ずやる』
とか、
『家で使うトリートメントをサロン専売品にする』
他にも
ストパーをしている人に限らずですが、普段の髪を乾かすところを手ぐしを通しながら乾かす(ハンドブローをする)
こうすると普段まとまらない髪もハンドブローの効果で少しまとまり易くなります。
小さな事ですが、工夫するとデメリットも少なくなります。
どうしたら良いのか迷ってしまう場合は担当者にご相談いただければと思います。
以上です。
それって縮毛矯正必要なの?ストパーで何が変わる?クセ毛と仲良く理想のヘアスタイルに!
『クセ毛でストレス!全然まとまらない!ボリュームで広がる!前髪だけウネウネする…もう少しだけまっ直ぐにしたいのに!これって縮毛矯正必要なの?』
『クセ毛は少しだけ気になるけど縮毛矯正する程でもない。でもちょっと広がるからどうにかならないかなぁ』
季節の変わり目なのでこんな悩みも多くなってきたと思います。
最近は暖かくなるのも早くて、日中は夏になったのではないかと思うくらいの暑さです。
暑さと共に気になってくるのが湿気とその湿気でひどくなるクセ毛ではないでしょうか
ここではそんな悩みがある人はどうしたらいいか、書いていこうと思います。
ここでは比較的クセ毛があまりひどくない人、普段はクセはそんなに気にしていない人に向けて書いているブログです。
1.縮毛をかけないで出来る?広がる癖毛の改善策は?
1-1.ストパー(ストレートパーマ)をかける
一番自然にボリュームを落とす事ができるパーマです。縮毛矯正ではないので真っ直ぐにはならないし、セットをしてもらう事
に変わりないのですが、いつもより癖が良く伸びるので癖毛が広がるのを抑える事ができます。
個人差はありますが、基本的にストパーは癖毛を『伸び易くする』パーマです。
それなので『思ったより広がりが抑えられなかった・・・』
と感じる人もいますし、あまり癖を気にしていない人ならストパーで十分な人もいます。
ストパーと縮毛矯正を同じ意味で使う人も多いですが、実際は違います。
1-2.かなり緩い縮毛矯正
これが一番オススメなのかなと思います。
書いてある通りなのですが、自然な縮毛矯正のさらに緩くかける縮毛矯正です。
どれくらい緩くかけるのかは担当者と相談したほうが良いのですが、ストパーではないので広がる心配もないですし、だんだん
弱くなったりもしないです。
一度縮毛矯正すればその年の湿気の多い時期(6月〜10月頃)は乗り切れると思います。
緩い縮毛矯正の場合はどれくらいの緩さにするかは調節するのが微妙なところで、もしかするとイメージしているよりも強く掛
かってしまう事もあります。
1-3.トリートメント
髪のダメージが少なくて健康な状態であれば、ある程度の癖はまとまってくれるのでトリートメントを小まめにして髪が広がる
時期を乗り切る方法もあります。
これは髪質を変えたりするパーマではないのでどれだけトリートメントがしっかりしているか、
『トリートメントの質』
がどれだけいいかによって髪のおさまり方も変わってきます。
サロンの集中トリートメントは大体1か月で効果が弱くなってくるので1か月以内にまたサロン行ってトリートメントするという
デメリットもあります。
1-4.カットによる改善
これはばっさりと短めに切ってしまうという改善策。スタイルチェンジです。
カットで短くするのは広がりを抑えるというよりは癖毛を生かしたヘアスタイルにすると言った方が正しいかと思います。
必ずセットをしてスタイリング剤を使うのは必須になるかと思いますが、短い方が髪の癖は出づらくなってくるので一気にイメ
ージも変えることができます。
癖毛が広がるにはカットも少し影響していて髪が軽くなり過ぎている人は広がり易くなっています。
女性のロングの人は軽くなり過ぎている人が多いので、軽いところを切ってしまえば広がりが抑えられるという考えかスタイル
チェンジも入ってくると思います。
2.普段はあまり気にならない癖毛
2-1.夏だけ広がる
最初に書いた様な悩みのある人は、湿気の多い6月〜夏が終わる10月くらいの時期だけ普段は気にならない癖毛が気になって
くるのだと思います。
実際にサロンで働いていてもこれは感じます。
少し癖はあるけど綺麗にまとまっていて、普段はカット&カラーで来ているお客様も『湿気の多いこの時期』はお店に来た時に
かなり髪が広がっていると思います。
2-2.縮毛矯正はあまりやりたくない
程よい癖毛で普段は上手く自分の癖を活かしている人なので縮毛矯正はあまりやりたくないという人が多いです。
縮毛矯正をやりたくない理由に
- 真っ直ぐになりすぎてしまう
- ボリュームが必要以上に落ちてしまう
- 縮毛はかけるとずっと残る
この様な理由を聞く事が多いです。
悩みのある人の中には
『ずっと縮毛矯正していた』
という人も多くて、その時と比べて癖が少しある方が好きなので縮毛矯正はしていないそうです。
2-3.真っ直ぐになり過ぎてしまう
縮毛矯正をして真っ直ぐにする時に
“自然なストレート”
といっても個人の感じ方で自然なストレートは大きく違ってきます。
ある人は普通に真っ直ぐに縮毛矯正した髪を自然なストレートと感じる人もいますし、また別の人は癖が残っているくらいを自然なストレートと感じる人もいます。
この感じ方の違いから縮毛矯正がかかり過ぎと感じてしまう場合も有れば、掛からなかったと感じる事もあります。
2-4.ボリュームが必要以上に落ちる
縮毛矯正自体に髪質を変化させてボリュームダウンするという効果もあるので、ボリュームを残して縮毛矯正をするには少し工
夫が必要です。
『どうしたらあまりボリュームダウンしないのか?』
いくつか方法はありますが
一つは根元を大きく開けて縮毛矯正をする事です。
縮毛矯正が掛かると髪質が変わるのでボリュームが出ない髪になってしまいます。
それなので、はじめからボリュームが落ちない様に根元に縮毛矯正を掛けなければボリュームが落ちる事も少なくなります。
2-5.縮毛矯正はずっと残る
これは縮毛矯正のいいところでもあるのですが、違うスタイルにしたい時やストレートとは逆のパーマにしたい時などはずっと
残る縮毛矯正はマイナスに作用してしまいます。
なるべく縮毛矯正をしないで広がりを抑えたい人にもこの残ってしまう縮毛矯正は邪魔になると思います。
3.まとめ
技術や薬剤の発展で昔に比べればはるかに自然な縮毛矯正をかけられる様になってきました。
時間も短く、髪へのダメージも最小限に抑えられる様にもなってきましたが、細かい質感や微妙な違いまで再現するのはまだま
だ難しいところがあります。
現場でこの細かい質感を再現しているのは担当者の技術で補っているので、そのあたりも薬剤などの改良で一定に出来たらもっ
と多くの人の悩みに応えていけると思います。